布引の滝、貴祢谷社
三重県紀宝町にあるいくつかの地点を巡ってきました。
最初の目的地は、布引の滝。 滝というと、どんな道を登っていくのだろうかと思いつつ、なぜか急いで歩く前の人たちに離れないように足元ばかり気をとられながらついていっています。 この看板の存在は帰り道で気がつきました。
紀宝町には16ほどの滝があると聞きます。 布引の滝に行くまでにあった「清浄の滝」。 このあたりは夏だと子ども連れで泳ぎに来る人がいるそうです。
水量は少なかったけれど、一枚岩から流れる姿を見上げると、「ほう!」という声が出ます。 滝壺はないと聞きましたが、登れるところまで登ってみました。 そうしたら滝壺はやはりなかったです。
高野坂でお馴染みのカギカヅラがありました。 新芽です。 いつ見てもカギがかわいい。 このカギの部分が漢方薬に用いられ、鎮静作用があるそうです。
鮒田発電所跡・・・このあたりは発電所があったために「電気の谷」と呼ばれていたそうです。 湯ノ谷の急流に着目して明治32年開設されましたが、地元に電灯が灯るのはそれよりまだだいぶ後のようです。
弁慶産屋の楠跡・・・弁慶の誕生の地が鮒田とする古い伝承資料も残っているそうです。 幹周りが約24mにもなる大きな楠がありましたが、残念ながら今は跡形も残っていません。
近くにこんな物もありました。
昨年、蛍の生息地を探しにこの道を通りました。 そのときに、「弁慶橋」という名が見え、どうしてここに弁慶があるのか、弁慶の力石とかあちこちに弁慶の名をとったものがあるので、ここもその類かなぁと思っていました。 弁慶誕生の地とはまだ知りませんでした。
「鮒田富士」と呼ばれている「尾子山(おじやま)」(302m)。 神宮城の本丸跡からもこの山の姿は見えるらしいです。
四度目にして初めて「貴祢谷社」にたどり着くことができました。 以前からこの神社の名は、新宮曼荼羅の絵解きで何度か耳にしており、一度訪ねてみたいと思っていました。 同行者を替えて、車を近辺に停めて上り口を探しましたがなかなか見つからず、烏止野神社だけ場所がわかっていました。 今回はその上にある鵜殿城跡まで登っていき、そこから尾根伝いに貴祢谷社へと廻っていきました。
別の道から石段を降りていくと、矢渕中学のグラウンド横に出ました。 ここから入ると分かりやすいです。 ただ、学校の敷地内を歩くので、どこからかチェックされているのかなとちょっと気になりました。
熊野川河口と航海安全を祈願して建てられたという宝篋印塔。 紀宝町HPによるとこの下に石経三千個が埋められているそうです。
古の熊野古道の点と線私の中で繋がっていく (爽)
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